【高野豆腐のダイエット効果とは？注目の栄養素を解説】

ダイエット中におすすめされる食材は多くありますが、高野豆腐のダイエット効果について皆さんはご存知でしょうか？
この記事では、「高野豆腐のダイエット効果」をテーマに、高野豆腐の栄養素や特徴・ダイエットにおすすめの自宅トレーニングなどを解説します。

＜高野豆腐の特徴＞
高野豆腐は原料が大豆の保存食品です。豆腐を冷凍〜低温熟成〜乾燥などの工程を経て作られます。
高野豆腐が優れているところは、栄養成分がしっかりと凝縮されていることです。豆腐から作られるまでの工程により、栄養価が大幅にアップします。
大豆に含まれる「植物性たんぱく質」は、消化吸収がゆっくりなので腹持ちが良いのも特徴のひとつです。
普段、肉などの動物性たんぱく質を多く摂る習慣がある方は、脂質の過剰摂取に注意が必要です。
大豆が原料である高野豆腐などの植物性たんぱく質も合わせてバランス良く摂取しましょう。
 

＜高野豆腐に含まれる注目の栄養素＞
高野豆腐には”βコングリシニン”と”レジスタントタンパク”という栄養素が含まれています。
β-コングリシニンとは、大豆たんぱく質の主要成分です。レジスタントタンパクとは、胃で消化されにくい難消化性のたんぱく質のことです。
これらの栄養素には「脂肪合成の抑制」「代謝促進」「腸内環境の改善」「血中中性脂肪の低下」など、ダイエットにメリットと言える効果があります。
 

ここまで高野豆腐の栄養素や特徴について解説してきましたが、果たして高野豆腐を食べるだけで”ダイエット効果”はあるのでしょうか？
結論から申しますと、高野豆腐を食べる”だけ”で痩せるということはありません。残念ながら、高野豆腐だけに限らず「これを食べるだけで痩せる」といった魔法のような食べ物はないのが現実です。
しかし、前述でご紹介したように高野豆腐にはダイエットの味方となる栄養素が含まれています。
例えば「レジスタントタンパク」の様々な作用や効果は、生大豆や豆腐と比較して、冷凍〜低温熟成〜乾燥などの工程を経て作られた高野豆腐でより顕著であることが確認されています。
高たんぱく質・低糖質であり、上記のような作用のある高野豆腐を食事に取り入れて、全体のバランスを整えることでダイエット効果が期待できる可能性はあります。

ダイエットを成功させる上で大切なことは主に3つあります。それは「食事制限(食事改善)」・「適度な運動」・「睡眠」です。
中でもまず見直すべきことが「食事」についてです。
これまで食べてきたものの結果として今の体が作られています。そのため、食事を見直すことはダイエットの基本であり本質と言えます。
ダイエットを成功させるためには、飲食からの摂取カロリーを減らすか運動などで消費カロリーを多くする必要があります。　
または、上記食事と運動の両方からのアプローチで「摂取カロリー＜消費カロリー」の状態にすることが、ダイエット成功には欠かせない条件です。
いくらダイエット効果が期待できる高野豆腐でも、食べ過ぎてしまい摂取カロリーがオーバーすると痩せることはできません。

＜ワイドスクワット＞
ワイドスクワットは通常のスクワットよりも足幅を広げて行う下半身のトレーニングです。
内ももの筋肉である内転筋をはじめとした太ももや、お尻の筋肉を鍛えることができます。
下半身の大きな筋肉を鍛えることで、ダイエット中には特に重要な基礎代謝の向上が期待できます。
10回〜15回を3セットから挑戦してみましょう。

①腰幅よりも広く足を広げつま先を外に向ける
②両手を胸の前で組んで固定する
③ 太ももが床と平行になるくらいまでゆっくりと体を下ろす
④スタートポジションに戻る
注意：つま先と同じ方向に膝を曲げていく

＜バックエクステンション＞
バックエクステンションは姿勢の維持に効果的な脊柱起立筋など、背中鍛えることができるトレーニングです。
背中も大きな筋肉なので、筋肉量が増えることで基礎代謝の向上効果が期待できます。
12〜15回を3セットから挑戦してみましょう。

①うつ伏せの体勢で寝転び両手を頭の後ろで軽く組む
②息を吐きながら無理なく上がる高さまで上半身を起こす
③息を吸いながらゆっくりとスタートポジションに戻る
注意：腰を反りすぎないように、手足は力まずリラックスして行う

いかがでしたでしょうか？
「高野豆腐のダイエット効果」をテーマに、高野豆腐の栄養素や特徴などを解説しました。
ダイエットに効果的な栄養素を含む高野豆腐を、食事にプラスすることで、食事のバランスが整いやすくなります。
粉末タイプの高野豆腐もあるので、用途に合わせて日々の食事にプラスしていましょう。