【ダイエットに成功する人の考え方-成功者の共通点！】

ダイエットの期間中は、停滞期やモチベーションの低下など、大小の違いはあってもトラブルはつきものです。
また、家族のイベントごとやさまざまな行事など、イレギュラーで思い通りにいかないケースもあります。
そんな時に大切なのが”ダイエットに挑む考え方”です。
ダイエットの成功者は共通するいくつかの考え方があるように思います。
今回ご紹介するポイントを理解しておくと、ダイエット中のしんどい時に”少し”楽になれるかもしれません。
ということで、この記事では「考え方」に焦点を当て、ダイエット成功者に共通するポイントをご紹介します。

”食事の改善・適度な運動・生活習慣を整える”
上記はダイエットにおいて、非常に重要となる基本的な要素です。この3つの要素を無視してダイエットの成功はありません。

＜食事の改善＞
体重を減らすためには、「摂取カロリー ＜ 消費カロリー」にする必要があります。
たんぱく質・脂質・炭水化物から構成される三大栄養素を中心に、栄養バランスを見直すことも大切です。
これまでご自身が選択して食べたもので今の体ができています。食事の改善は最も重要で、はじめに取り組むべき項目です。

＜適度な運動＞
私たちには”基礎代謝”という生命維持に必要な最低限のエネルギー消費があります。
実は基礎代謝は筋肉量と密接な関係があり、ダイエット中はいかに「基礎代謝を維持できるか = 筋肉量を維持できるか」が大きなポイントになります。
ダイエット中は常にエネルギーが不足した状態です。
食事だけでダイエットしようとすると、エネルギー不足を補うために筋肉を分解してしまいます。
筋肉の分解は筋肉量の低下を意味するので、適度な運動で筋肉量を維持することはとても大切になります。

＜生活習慣を整える＞
“朝は忙しいから朝食は食べない”という方や”休みの前の日はつい夜更かしをしてしまう”という方は多いかと思いますが、こうした生活習慣の乱れがダイエットにブレーキをかけてしまうことがあります。
生活習慣を整えることは、ダイエットにおいて土台となるので、心当たりのある方は安易に考えず整えるようにしましょう。

ダイエットに成功する人は、無意識のうちに「自分ルール」、つまりこれから一例をご紹介する”考え方”をもっているように思います。
ただなんとなくはじめたダイエットは、トラブルなど壁にぶつかると、なんとなく挫折してしまうものです。
特に重要だと思うものを7つにまとめましたので、参考にしていただけたらと思います。

＜①目標設定と動機付け＞
まずは明確な目標を立てることが必要です。
ただ「痩せる！！」ではなく、期間や具体的な数字まで明確な目標を立てると効果的です。例えば、”6ヶ月で9kg痩せる”という目標を立てると、月に1.5kgずつ落としていく必要があることがわかります。
目標を立てたらそれをさらに具体的に考えましょう。
設定した目標を達成した時に、「何がしたい？」「誰と会いたい？」「どこに行きたい？」それらを具体的に考えることで、その目標が”痩せる動機”になります。

もちろん、動機付けが先でも構いません。
例えば、”痩せて春の職場復帰を迎えたい”と、「何のために痩せるのか？」ということが決まっていたら、そこから逆算して目標を決めることができます。
この"目標設定と動機付け"はダイエットの道標になり、迷いそうな時やブレそうな時にきっと導いてくれます。

＜②柔軟に考える＞
冒頭でもお伝えしましたが、ダイエット中はさまざまなトラブルがあります。もちろん停滞期が訪れることもあり、計画通りに進まないこともあります。
また、家族のイベントや子供の急病など、自分自身の意思とは反して思い通りにいかないことも考えられます。
もちろん、「思いがけず食べ過ぎてしまった…」という日もあるでしょう。
こういう時は、「まぁいいか」と自分の気持ちを処理することが非常に大切です。諦めではなく”柔軟に”考えることができるかどうかです。
体重はほとんどの場合、直線的ではなくある程度上下しながら落ちていくものです。「昨日全然食べてないのに体重変わってない…」「昨日減ってたのに元に戻っている…」など、一喜一憂していては、疲れてしまいモチベーションの低下につながります。
例え食べ過ぎた日があったり、思い通りに食事ができない日があったとしても、その後が重要で、そこからまたきちんと取り組めば取り返すことはできます。
あまり神経質になり過ぎず、そして頑張り過ぎず、"柔軟性"を持って励みましょう。

＜③人と比べない＞
SNSを見れば「1ヶ月でマイナス○○kg」といった類の投稿をよく目にします。こうした投稿を見る度に、自分と比べて落ち込んでいませんか？人は全ての人が違った個体で、全く同じ人など誰一人いません。
身長・体重はもちろん、睡眠時間や生活習慣、さらには体内の機能にも個人差があります。見ず知らずの全く違う誰かと比較して落ち込む必要はありません。
1週間前の自分と比較して、ダイエットに成功していたら胸を張って褒めてあげましょう。

＜④焦らず継続する＞
例え1日や2日、トレーニングや食事制限を集中的に頑張っても、それだけでやめてしまえば体の変化は期待できません。一定期間継続して取り組むことで、ダイエットの効果が少しずつ表れます。
また、思うように体重が減らないことの焦りから、食事量を極端に減らしたり、よりハードなトレーニングをする方も少なくありません。体重の変化がないとモチベーションを保つことが難しくなりますが、「今はこういう時期」と考え、焦らずに継続することが大切です。

＜⑤素直に行動に移す＞
ダイエットに励まれている方の中には、パーソナルトレーニングジムでトレーナーからアドバイスを得ながら目標達成を目指しているケースもあるかと思います。
トレーナーからの専門的かつ客観的なアドバイスを「素直に聞いて行動に移せるかどうか」、この”素直さ”はダイエットを成功させる上でとても大切な要素です。
食生活や生活習慣を含め、これまでの行動や選択の結果が今の体を作っています。
つまり、本人の行動で結果は変わります。
せっかくアドバイスされても、さまざまな理由をつけて「無理」と判断したり、ご自身の価値観で取捨選択していると、結局これまでと同じであまり良い結果には繋がらないことが多いです。アドバイスを素直に行動に移すことで、パーソナルトレーニングジムでの効果を最大限に高めることができます。

＜⑥小さな目標を設定しクリアできたら自分を褒める＞
最終的なゴールである大きな目標とは別に、日々の小さな目標を設定しそれをクリアしていくことでダイエットへのモチベーションを維持しやすくなります。
この小さな目標は、「週に4回ウォーキングをする」「22時までに寝る」「毎食サラダを食べる」など、自分自身で決めたものならどんなことでも構いません。
自分で決めた目標やルールを守ることが大切です。
そして、その目標を達成できた日は自分を褒めてあげましょう。
具体的な取り組み方の一例として下記にご紹介します。
 

＜⑦周りの人を巻き込む＞
ダイエット期間中は、さまざまな誘惑をいかに断ち切るかも重要になります。
ストレスにならない範囲で、イベントごとに参加するのはもちろん良いのですが、今までのようにすべてに参加していたら目標達成は遠ざかります。
友人にダイエットしていることを宣言したり、家族に協力してもらうなど、周りの人を巻き込むことで取り組みやすくなります。周りの人からのお誘いをモチベーションに変え、ここでは断る勇気も必要です。

「ダイエット=痩せる」というイメージをお持ちの方がほとんどかと思いますが、ダイエットの成功とは一体どこにあるのでしょうか？
“ただ痩せる”というだけが成功なのであれば、食事量を極端に制限することで達成できます。
しかし、このようなダイエットには”リバウンド”というリスクが伴います。それどころか、筋肉量の減少・基礎代謝の低下・ホルモンバランスの乱れ・摂食障害など、健康リスクも高まります。

ダイエットの成功とは、”人生が今よりも少し豊かになること”と筆者は考えます。
「体型を隠す服ではなく着たい服にチャレンジできた」「伏し目がちだったけど人の目を見て話せるようになった」「人と会うのが楽しくなった」「恋人ができた」「健康診断の結果が良くなった」「体が軽い」「体の不調がなくなった」、このような変化や経験がまさにダイエットの成功ではないでしょうか？
無理なダイエットの先にこのような変化はありません。
ダイエットを終えた後も人は毎日食事をします。
食事量を極端に制限したり、特定の栄養素を制限する無理なダイエットではなく、バランスの良い食事を心がけましょう。

いかがでしたでしょうか？
今回は、「考え方」に焦点を当て、筆者が思うダイエット成功者に共通する考え方をご紹介しました。
冒頭でご紹介しましたが、ダイエットは”食事の改善・適度な運動・生活習慣を整える”、これがダイエットの土台となります。
ダイエット中はさまざまなトラブルに見舞われますが、今回ご紹介した内容を知っておくことで、ダイエット中のモチベーション低下を回避できるかもしれません。
ぜひ皆様のダイエットライフにご活用ください。